FUNABASHI PIG FARM

 代表取締役の親族が養豚事業を営んでいるため、幼少期より畜産業に触れ合う機会が多く、人が生きていく上での食の産出の重要性を感じていました。しかし現在の日本において、第一次産業は高齢化、コスト高、輸入商品の増加などの様々な問題を抱えています。幼い頃より身近に感じていたこの産業を守りたいという強い想いから、FUNABASHI PIG FARM は産声を上げました。またこういった第一次産業への取り組みによりノウハウを蓄積し、他産業との連携やエネルギー転換等を行い、ガーナで新たな産業や雇用を創出することができると考えています。

 FUNABASHI PIG FARM の取り組みとしては、養豚事業を通じて良質なタンパク源である豚肉の市場提供を目指しています。将来的に豚肉の消費拡大のため、同FARM 内での食肉加工や日本食レストランを展開し、美味しい豚肉・美味しい日本食をガーナ共和国へ広めていきます。

 事業を通じ、地域住民の雇用促進に加え、周辺の飼料農家と協力し、し尿を利用した循環型農場を実施します。さらに飼料の調達から養豚、食肉加工工場、流通、消費者への販売までのバリューチェーンの構築を行うことで、ガーナに六次産業化のモデルを作成し、食糧事情に加えて農畜産業の近代化に貢献していきます。

FUNABASHI PIG FARM 規模

農場面積19.2 エーカー(77,699.64 ㎡)
豚舎5 棟
飼育頭数
  • 種豚 2 頭
  • 母豚 48 頭
  • 子豚 数百頭

 FUNABASHI PIG FARM はガーナ共和国アシャンティ州に位置し、舗装された国道が近くを通り、第二の首都クマシ市からのアクセスに適した場所に設立されています。
 農場の面積は19.2エーカー(東京ドーム約1.7 個分)という広大な土地で、2017 年に5棟の豚舎が竣工し飼育を開始しました。新たに5棟を建設予定であり、同敷地内で飼料のキャッサバの育成、し尿を利用したバイオガス発電等を計画しています。